1日1つの「日本的!」な楽しみ


by michiru-hibi1007

小望月          甲戌の日・12月16日

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今日の月は、14番目の月「小望月」、そして明日は、今年最初の満月です。

月の運行は、太陽と違ってきまぐれで、日が暮れた空を眺めたら、大きな満月がぽっかりと浮かんでいたり、まだ昼間だというのに、青空に白く傷をつけたような半月が出ていたり、その正体がつかみにくい感じがします。
しかし、明日が晴れなら新年最初の満月だけは見逃したくない。

大丈夫です。

月の出と入りは、毎日約50分ぐらいずつ、後ろにずれてゆくけれど、月の満ち欠けたカタチと空に姿を現す時間は、おおよそ上手くリンクしています。

満月前後の月は、日没前後に東の空に顔を出す。
そして、夜空を、ゆっくり南の空へ、そして西の空へと動いてゆくものです。

逆に、朔月=新月の前後の月の出は、早朝。
それでなくとも見えにくい細い姿で昼間の空を移動し、夕暮れと同時ぐらいに沈んでゆくので見つけにくい。三日月ぐらいになって、やっと夕暮れ過ぎの西空にちらり姿を見せて、あっという間に沈んでゆきます。

写真は、数年前の1月最初の小望月。

夕焼けの照り返しが東の空を紫に染め、その中にぽっかりと浮かぶ月。こんな美しい光景は、14番目の月の出の時刻が、太陽が沈む時刻よりちょっとだけ早いため起こりえる現象です。

理科年表で詳しく調べてみれば、満月の出はいつも、日没後だし、ならば、13番目の月=十三夜月はどうかというと、やや月の出が早すぎる。
小望月も、1年のうち月の出が日没より遅い時が半分ぐらいあるので、チャンスも半分。
それでも、この美しい光景、実は、小望月だけのものなのかもしれません。
by michiru-hibi1007 | 2011-01-19 20:29 | 暦あれこれ