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1日1つの「日本的!」な楽しみ


by michiru-hibi1007

歳の瀬の山茶花               庚戌(かのえいぬ)の日・旧暦11月27日

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ひと月以上前の、11月8日から12日が、七十二候の「山茶始開(さざんかさきはじめる)」。
東京地方の山茶花は、記憶の限り、確かにそのとおりの咲き始めでした。その後しばらく、ぽつんぽつんと地味に花を咲かては散らしつつ、やがて年越しをして、来年の2月ごろまで山茶花の花の頃はかなり長い。
しかし、その盛りはなんといわれようと、この歳の瀬で、ちょっとお使いに出ただけでも、あっちのお庭にこっちの路地に、なんか10m間隔ぐらいで出会える感じ。
この年末に山茶花の花がせっせと盛大に咲き誇っております。

しかも、今頃の山茶花といったら、葉っぱより花が優勢。
遠くから、なにやら赤やピンクのかたまりが見えて、「何の花かなぁ」と思って近づくと山茶花だったりということが続きます。

普段は、その根元に散った花を見てやっと区別をつける椿とも、写真のようにこんもり咲けば、その差は一目瞭然。
椿は、こんな風に葉っぱを覆うようには咲かなかったかと思います。

さてこの華やかなものが、クリスマスイルミネーションの影に隠れ、さらには更なる歳の瀬のあわただしさに紛れ、年が明けても、初詣やらなにやらと...ハッと気づけば、季節は椿の開花の時期に入り、一方何故だか山茶花の花も椿を真似たように控えめに咲くようになってしまう。
1月の小春日和の日々に、街路の植栽やら、公園の生垣やらでも花をつけ、山茶花の開花する場所は少しずつ増殖してゆくように見えますが、存在感は少しずつ小さく地味になってゆきます。

そして、春近づけば、それらはたいがい緑の葉っぱの中に点々と、赤やピンクのドットを打つばかり。もうこんもり感は皆無で、歳の瀬の華やかさはありません。

さてさて、これは一般的な、山茶花の咲き方なのか、それとも品種がちょっと違っているのか...。
実は、今年の初めにもそんな山茶花のことこのブログにくどくどと
しかし、あっという間に1年が過ぎ、「ああ、そういえば、いまだ調べがついてないな」と、華やかに咲く山茶花を眺め、改めて気がつく怠けぶりです。
...これは、さらに、年越しの宿題とさせていただきつつすみません。

ともかくも、歳の瀬の山茶花観賞をお忘れなく!
...といいたいばかりに、ここにちょっと山茶花のこと書かせていただいた次第です。

by michiru-hibi1007 | 2011-12-21 18:45 | 植物のこと