1日1つの「日本的!」な楽しみ


by michiru-hibi1007

文月の年中行事と記念日

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本物の富士の山開きに併せ、東京の街でも富士塚の開山式が7月1日。同じ頃から、七夕飾りがあちらこちらの軒下で目に付き始め。...と思ったら、下町方面では、朝顔市が夏の朝を華やかに彩る。そしてそのまま浅草寺のほおずき市へ...。
文月は、こんな風に月初めから忙しく、そうこうしているうち、梅雨も行き、本格的な夏の到来です。
暑いのはやっかいですが、夏らしいお菓子や食べ物も多く、なんとなく楽しい日々。
それって、夏休みが近づく記憶...みたいなものともちょっと関係しているのでしょうか。
ということで、今月の年中行事と縁日です。☆◎◇の先には、昨年のものではありますが詳細が。よろしかったらそちらもどうぞ。


◆お山開きと水神様...6月30日・7月1日→
c0205840_1149257.jpg毎年7月1日は本物の富士山とともに、関東に広がる小さな富士山=富士塚も山を開きます。6月30日・7月1日は、江戸東京のお富士さんのお山開き。その主だったところでは、蛇を模した水神様の御守りも授与されます。


◆七夕...7月7日→☆☆
c0205840_11493122.jpg五節句のひとつである「七夕」は、現代ならば、短冊に願い事を書いて葉竹に飾り、梅雨の合間に晴れることを祈って「今年は織姫と彦星が出会えるといいねぇ」などと空を見上げたりするのが一般的。しかし、その由来をたどれば、日本古来の信仰と中国から伝来した風習が絡み合い、その成立の背景は非常に複雑でもあります。


◆朝顔市...7月6日~8日→☆☆☆
c0205840_11494460.jpg東京・台東区入谷の「朝顔市」は、狂歌師太田蜀山人が言ったとされる「恐れ入りやの鬼子母神」で知られる真源寺境内とその門前の言問い通りにて。そのかなり大きな通りの一角を通行止めにして、早朝6時ごろから、例年盛大な朝顔市が開かれます。


◆ほおずき市と雷除守...7月9・10日→☆☆☆☆☆☆☆☆☆
c0205840_1150081.jpgc0205840_11503249.jpg浅草寺の「四万六千日」とは、その名の通り、この日お参りすれば、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるといわれます。お参りしたら、ほうずき市を眺め、この2日のみ授与の雷除け守を
いただきます。


◆草市...7月12日・13日→
c0205840_20505935.jpg東京のお盆は新暦盆。かつて江戸東京には、7月12日の夜から翌日にかけて、盂蘭盆に供える草花や飾り物などを売る市があったそうです。その市は、江戸時代がもっとも盛んで明治維新後数が減り、それでも昭和の初期ぐらいまであって、それを「草市」と呼んでいました。


◆お盆...迎え火/7月13日~送り火/16日→◎◎
c0205840_1151032.jpg寺町の界隈のお盆の景観のひとつが、寺の本堂入口に飾られる「切子燈籠」。木と和紙だけで作られたものですが、吹流しの部分に切絵が施されていたり意匠がさまざま。いつもはシンと静かな寺の境内を控えめな灯りで点し、13日の夜は、この燈籠とともに、家々の軒先で焚かれる迎え火が、ご先祖様を迎えます。


◆ひまわりの日...7月14日→◎◎◎
c0205840_11511288.jpg由来は、1977年のこの日、日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられたから。その衛星の呼称は、もちろん植物の向日葵ということもあって、気象庁気象衛星センターのある東京・清瀬市では数年前から「ひまわりフェスティバル」なるものを開催。毎年、広大な農地に約10万本分のひまわりが花咲かせます。


◆盆踊り...7月16日頃→◎◎◎◎
c0205840_11513331.jpgご先祖様が里帰りされるお盆も、送り火を焚いて最終日。お別れもすんだその日は、ご先祖様をお送りする盆踊りです。まだ空気が涼しい早朝散歩で足を伸ばせば、ご近所の盆踊り会場にはもうしっかり櫓が立って、用意は万全。今宵はご町内の夏の一大イベントが始まります。


◆海の日...7月16日→
c0205840_11515372.jpgかつて、海の日は7月20日。由来は、明治天皇が、東北地方を巡幸された際、はじめて軍艦でない船に乗り、青森→函館と経由して横浜に無事到着した日だからなんだとか。それが、いつしか7月の第3月曜日となり今日に至るも、ともかく、日本は「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている唯一の国」です。


◆李(すもも)祭と烏団扇...7月20日→◇◇◇◇◇

c0205840_115264.jpgc0205840_11521797.jpgオオクニヌシのミコトをお祀りして約1900年。ずっと、武蔵国を守ってきた大國魂神社のこの日は「李(すもも)祭」。参道には、李売りの露店が並び、甘い香りがあたりに漂います。今日しか授与されない「からす団扇」にも人気ある縁起物。


◆夏休みはじまる...7月21日→◇◇◇◇
c0205840_11523181.jpg今日から、学校は夏休み。学校を卒業してずいぶんたつのに、毎年、今日の朝になるとカレンダーを眺めて夏休みのことを思い出します。学校時代の今日は、無限にあるような自由の日々を抱きしめた一日。宿題もあるけれど、とりあえず夏休みの終わりは遥かかなたにあって、「そんなものはどおにでもなる!」と気が大きくなったものです。


◆かき氷の日...7月25日→
c0205840_11524370.jpgかき氷の別称「夏氷」を持ち出して、「な(=7)つ(=2)ご(=5)おり」って、ただの語呂合では?...と思ったら、それだけではなく、1933年のこの日、山形市で日本最高気温40.8度を記録したことなどにもちなむ記念日。暑いに日は、やっぱり、かき氷を食べて涼をとりましようよということでしょうか。ですね。


◆スイカの日...7月27日→☆☆
c0205840_11525333.jpgグリーンに黒の縞々模様のあのスイカ。その縞模様を網に見立てて「つ=2、な=7」で27日...とこちらこそは語呂合わせのみ。しかもちょっと微妙(笑)。それでも、暑い陽射し日がづづき、世間は学校の夏休みにも突入。夏も本番中の本番を迎えて「スイカの日」というのも、なかなかによいセレクションかもしれません。
by michiru-hibi1007 | 2012-07-01 00:00 | 年中行事・祭・縁日