1日1つの「日本的!」な楽しみ


by michiru-hibi1007

霜月の年中行事

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霜月の東京。
師走に先駆けなんとなく気分が急く感じがするのは、酉の市の立つ月だというのに大いに関係していると思います。
北風に吹かれつつ今年も熊手を求めて大鳥神社へ。往時ほどはにぎやかでないにしても、参道にはこのときばかりはと、さまざまな露天が軒を連ねます。そこから江戸由来の駄菓子、切山椒を買うのが決まり。
ぬくぬくと暖かな部屋で、ピリッと山椒が効いてほんのり甘い不思議な味を楽しんで、「ああ、今年ももうすぐ暮れてゆくかな」と、しみじみ思う季節になりました。
ということで、今月の年中行事と縁日です。☆◎◇の先には、昨年のものではありますが詳細が。よろしかったらそちらもどうぞ。

◆東京時代まつり...11月3日→浅草観光連盟のサイトへ
浅草寺が創建された飛鳥時代から、平安、鎌倉、江戸、幕末、文明開化を経て東京となる現代まで、千年を超える悠久の歴史を、動く絵巻物...大行列にて再現するお祭り。一度は、見ておきたいお祭りです。

◆ふいご祭...11月7・8日→
c0205840_15322027.jpgJR神田駅の東に広がる「鍛冶町」の地名は、昔この界隈が鍛冶屋の町であったあかし。名だけ残して鍛冶屋は居なくなって久しいですが、まだまだ金物商人たちに守られ続けてきた祭りがあります。冬に似つかわしくも都会では珍しい火の祭り、ふいご祭です。


◆酉の市...11月8日(一の酉)、20日(二の酉)→☆☆  ☆☆☆
c0205840_15323956.jpgc0205840_15325062.jpg北風吹いて、スコーンと抜けた冬晴れのブルーを背景にちょうちんの群れ。日が沈めばそこに灯かりが入って、照らされるのはあでやか華やかな縁起物、飾り熊手です。11月の酉の日は、縁起物の熊手の市が立つ「酉の市」です。


◆ゐのこ祭...11月10日→
c0205840_1533359.jpg御徒町アメ横のど真ん中、不思議な佇まいの寺は徳大寺といい。そのご本尊は、さらに不思議なお姿の摩利支天(まりしてん)。もともとは、陽光を神格化したインドの民間信仰の神様で、のちに仏教の守護神となったんだそうです。摩利支天さんは、亥の日が縁日。そして、11月の初亥の日は、少し特別。「ゐのこ祭」の法要が執り行われます。


◆おりがみの日...11月11日→◎◎
c0205840_15331916.jpg折り紙は、辺の長さが、1:1:1:1の正方形。それを由来に、11月11日がおりがみの日になったんだそうです。多くの記念日同様ややこじつけの感濃厚ですが、この日は第一次世界大戦終結を由来とした世界平和記念日。そこに、「千羽鶴」に代表される折り紙の日を持ってきたと考えれば素敵なセンスですよね。


◆七五三...11月15日...◎◎◎
c0205840_15335140.jpg10月後半ぐらいから、神社の拝殿前やら鳥居前やらでは晴れ着で着飾った子どもたちの写真撮影が繰り広がって...。特に、秋の休日の神社の光景といったらもういつもこんな具合です。が、正式には、11月15日が七五三のお祝いの日。


◆菊祭り...11月中・下旬が見ごろ→
c0205840_15341075.jpg菊の節句は、9月ですが、東京は、11月に入って、やっと菊まつりの季節です。主だった神社や寺は、さまざま細工菊が並び艶やかな装いに。しかし、温暖化の影響もあるんでしょうか、毎年、見ごろの時期が後ろ倒しになってゆくようにも思います。

◇都内の主だった菊祭り
・湯島天神菊祭り/11月1日~23日
・すがも中山道菊まつり/11月6日~15日 巣鴨真性寺や高岩寺の境内などで開催
・亀戸天神菊祭り/10月21日~11月23日
・浅草寺浅草菊花展/10月16日~11月14日
・高幡不動尊菊まつり/10月27日~11月18日


◆新嘗祭(勤労感謝の日)...11月23日→◇◇
c0205840_15342686.jpg現在の国民の祝日の多くは、ルーツをたどれば古い歴史ある日。勤労感謝の日などは、かつては1年中でもっとも重要な一日で、日本人の生きる礎でもある穀物...その収穫祭ともいえる「新嘗祭」を由来としました。


◆千躰荒神さんの釜おこし...11月27日・28日→◇◇◇
c0205840_15343813.jpg江戸時代に周辺の農民が野菜を持ち寄り売っていたから付いた名だという青物横丁。このときばかりと、往時を偲ぶ露天がならぶのは、海運寺に祀られる「品川の荒神さん」のお祭りだからです。釜おこしはその日露天で売られる縁起物。台所にお供えしたあといただきます。


◆どぶろく祭...11月28日→小網神社(中央区)のサイトへ
ことし収穫した新米で作ったどぶろくを参拝者に振舞ったり、国指定無形民俗文化財の里神楽舞の奉納など。日本橋から程近い都会の真ん中で行われるのもいまや珍しい、五穀豊穣祈願の祭です。
by michiru-hibi1007 | 2012-11-01 14:30 | 年中行事・祭・縁日