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師走の年中行事

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ああ、とうとう師走です。
一年が過ぎ行くのは本当に早いですね。
木枯らしもとっくに吹いたし、北のほうでは初雪もすでに。東京地方も、師走の声を聞いたら、ぐぐっと気温が下がって、外出には、手袋&マフラーが必要なぐらい。今年は...というかここのところは、例年(?)夏が長くて、まだ暑さの記憶が残っているだけに不思議です。ホカホカ温かいモノ でも食べて、今年のラストスパートを首尾よく乗り切りたいものです。
ということで、今月の年中行事と縁日です。☆◎◇の先には、昨年のものではありますが詳細が。よろしかったらそちらもどうぞ。

◆事八日...12月8日→
c0205840_18495532.jpg江戸人たちは、12月8日と、あけて2月8日の両日を総称し「事八日」と呼んで、竹の先に笊籠(ざるかご)をくくり天高く掲げる行事などを行っていました。この日は、冬を挟んで、始まりと終わりのけじめをきっちりつける日の意味合いがあるんだとか。なんとなく復活して欲しい面白い行事です。

◆義士祭...12月14日→☆☆
c0205840_1850976.jpgこの日は、悲劇の四十七士の慰霊祭「義士祭」です。泉岳寺の境内には、四十七士の墓が仲良く並び、今日は、そこに墓参に訪れる人々やら、それを目当ての屋台やらで、普段静かな高輪の界隈が、信じられないぐらいの賑わい。そうして、ハイライトの「義士行列」を待つのです。

◆羽子板市と突羽根...12月17~19日→☆☆☆
c0205840_18502691.jpgc0205840_18503329.jpgかつて、年の瀬の今頃は、正月用品や縁起物の市が江戸東京の各地に立ち、それらはみんな「歳の市」と呼ばれました。羽子板市はその名残。もっぱら見るだけですが、この華やかさを堪能しなけりゃ、歳も無事暮れなという感じです。

◆納の観音...12月18日→◎◎
c0205840_1850469.jpg毎月18日は観音さまのご縁日。特に師走のそれは、一年の締めくくりの意味を込め「納めの観音」といわれ、併せて羽子板市が立つという事情もあって、いつも人出の多い境内は、さらに多くの参拝者で大混雑です。


◆一陽来復...12月21日→◎◎◎
c0205840_185192.jpg今日は太陽が出ている時間がもっとも短い1日冬至です。早稲田の穴八幡宮では、冬至の日からあけて節分の日までの間に「一陽来復守」を授与いただけます。早く入手すればするほど縁起が良いとも言われ、冬至の日の早朝、5時授与開始の時刻をめざし、まだ暗いうちから長い列ができるんだそうです

◆納めの不動...12月28日前後
毎月28日は、お不動様のご縁日。師走のご縁日は、やはり特別に「納めの不動」と呼んで、江戸東京各所のお不動様は、ひときわ大勢の参詣人でにぎわいます。それをあてにし、露天も多数。これも、かつての正月の飾り物や日用品の市の名残だそうです。

・成田不動尊→成田市ウェブサイトへ
・薬研堀不動尊→川崎大師ウェブサイトへ※薬研堀不動尊は川崎大師の別院です。
・深川不動尊→ウェブサイトへ

◆お正月の準備

◇煤払い→
c0205840_18443474.jpg「煤払い」は、新年に歳神サマを迎えるにあたっての重要な行事で、単に掃除するだけが目的ではありません。世が世であれば、師走の13日が江戸中を揚げての大掃除の日「煤払い」。江戸城の風習にならって、武家から町人にいたるまで、この日を前後して煤払いをしたのです。

◇松迎えと門松→◇◇
c0205840_18512438.jpgクリスマスを祝う習慣が無かった江戸時代、お正月の準備は師走13日の「煤払い」と門松用の松を切りに出かける「松迎え」で始まりました。「松迎え」は、来年の年男が来年もっとも縁起が良い方角=恵方へ出かけて松を切り出す風習。切った松はすぐに飾らず保存して、年末になって改めて門松に仕立てて飾ったそうです。

◇餅つき→◇◇◇
c0205840_18513696.jpgそろそろ、餅屋さんやお米屋さんの店頭に、お供え用の鏡餅が並びます。店の奥では、お正月用のお餅の扱いも始まって、そういえば、路地裏の空き地で杵と臼でお餅搗きする光景にも出くわす。なんとなく寿ぐ気分が増してくるころです。


◇注連飾り→
c0205840_18514812.jpg門松とともに、歳神サマの依代であるとか、あるいは、ヒトに災いをもたらす禍神(まがかみ)の家への侵入を防ぐお呪いとか言われるお正月の注連飾り。実は、地域によって様々な意匠と様式を持つということご存知でしたか?


◇買い物納め→☆☆
c0205840_1852030.jpgいよいよ年末の買物納め。東京の東は、上野から御徒町の山手線高架下に伸びる商店街「アメヤ横丁」が、もう人、人、人で大混雑。それでも、けしてはずせない、もはや東京の冬の大切な風物詩です。


◇おせちの準備→☆☆☆
c0205840_18521369.jpg黒豆、数の子、田作り...と縁起の良いご馳走をせっせと整える。今日は晦日、明日はいよいよ大晦日となれば、かつては、おせち料理の準備に余念なしといった日でしょうか。近ごろは、デパ地下や通販のおせち流行ではありますが、何も作らないのはやっぱり寂しい。


◆大晦日...12月31日→
c0205840_18522278.jpgとうとう大晦日を迎えました。紅白、年越し蕎麦に、除夜の鐘。いやまだ、お節料理の準備中とか...年が変わってゆく瞬間まで何かと忙しい一日です。そんなヒトの慌しさの隙を狙いすましたかのように、この日、関東一円の狐たちが密かに参集する場所があるんだそうですよ。
by michiru-hibi1007 | 2012-12-01 09:49 | 年中行事・祭・縁日